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2006年9月12日
Argentina紀行02 2006年8月17日
成田からニューヨークへ向かう機内では、ほとんどの時間を平山さんと話をしていたので、まったく映画を見ることなく過ごしてしまった。話に集中して盛り上がりすぎて、客室乗務員にも注意されてしまった。
以前のエントリーでも書いたとおり、ニューヨークからブエノスアイレスに向かう飛行機が大幅に遅れて出発。大幅と言っても3時間。これから向かうアルゼンチンでは、たいした時間の誤差ではない(かもしれない)。
飛行機に乗り込んだ頃は、現地時間では夜。平山さんも寝てしまったため、暇を持て余したので日記用のイラストを描く。
左に座る平山さんと、後ろの席の西島さんをスケッチ。
「奇想の系譜」を読む。
やはり曽我蕭白がすこぶる面白い。僕の中での日本美術史上のNo.1は蕭白だ。その技倆、表現力、構成力、どれをとっても図抜けている。奇行、気まぐれ、画風の安定感のなさが災いして評価の低さにつながっているのだろうか。蕭白は間違いなく日本のマイスターのひとりである。
ブエノスアイレスは南半球にあるため、現在真冬である。寒い。この後、キャンプではもっと寒い思いをするのだけど、蒸し暑い真夏の日本からやってきた身としては、ある種の清々しい気持ちよさがある。
機材、スタッフも多く、大勢での移動。アルゼンチンはヨーロッパ車の普及率が圧倒的に多い。特に目立つのが、ルノー、プジョー、シトロエンなどのフランス車。古い物から最新のものまで走っていて、予想外に嬉しかったことのひとつである。
ラプラタ川のすぐそばにある国内線の空港から、Mendozaに向かう。国内線とういうことで飛行機も小型になり、地上からタラップで機内に乗り込む。
この日はMendozaで一泊。次の日から、San juanに向けて陸路で移動。いよいよ大学博物館で、三畳紀の化石たちと出会うことになる。
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投稿者 corvo : 2006年9月12日 08:38