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2006年8月11日

ラジオ出演2→小さな骨の動物園

今日は昨日の予告通り、二回目のラジオ出演のためNHK千葉放送局まで行ってきた。やはり千葉駅は遠い。同じ県内といっても、電車の連絡も悪く時間がかかる。今回は遅刻することなく無事に到着。簡単に打ち合わせをして、本番まで30分ほど待つ。本番ではさほど緊張することもなく無事終了。
大きく二つの質問に答えたのだけど、一つ目は「恐竜博の魅力は?楽しみ方は?」。二つ目は「復元画を描こうと思ったのどうしてですか?」。事前に打ち合わせをしてあったのだけど、一つ目の質問は答えにくかった。少しでも恐竜博に仕事で関わっていれば、裏話なども交えて話が出来たのかもしれないが、そういったネタはもちろんない。とにかく骨の形態に注目してほしいということや、双眼鏡などを使うと高い位置にある頭骨なども近づいて観察できるという話をする。
復元画に関わるようになったきっかけはここでも以前に書いたので省略するが、復元画を描く人にもっと増えてほしいという思いを話してきた。そんな気持ちもあって、このblogでは復元のプロセスを公開している。もっと復元に携わる人間がネットワークを作って、復元の精度を高めるために情報を交換できれば理想的である。
およそ15分ほどの出演だったが、楽しく喋ることができた。何かを伝えるためには、最低でもこれぐらいの時間はほしい。
本番終了後すぐに放送局を出て、少し買い物をしながら駅まで歩く。途中、昼食をすませてから、JRで都内へ向かった。

次の目的地は京橋のINAXギャラリー。有楽町の駅を出た頃には、日差しが強くなっていて暑い。猛暑の中を歩く。
ここでは、かねてから見たかった「小さな骨の動物園」が開催中である。
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ベニイロフラミンゴとオオヅルの骨格がたたずんでいる。
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チンパンジーの全身骨格。
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アカウミガメ。
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アミメニシキヘビ。
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大型の鳥の骨格が並ぶと圧巻である。美しい。鳥の種類までちゃんと覚えていないが、右側の方はアホウドリの仲間たち。
もっと大きい会場をイメージしていたのだけど、かなり狭い。すれ違うのにも苦労するスペースもある。
じっくりガラス越しに観察することができるが、もっと広い会場で展示してほしかった。分類もなく、ただただ並べられているので、知識のない人には見づらいかもしれない。でも、骨の面白さ、魅力を伝えるという点では成功していたのではないだろうか。子供たちも楽しそうに見ていた。自由研究の題材に考えている子供もいたようだ。
是非、どこかの博物館で大々的にやってほしいところである。
なかなか堪能できた展覧会であった。8月19日までなので、まだの方はお早めに。お勧めです。
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投稿者 corvo : 2006年8月11日 23:50