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2006年8月31日

遅レス

先週の自己紹介から広げていこうと思います。
もし良かったら、皆さんの自己紹介についても、
僕のコメントについてもどんどん突っ込んでください。
話の輪を広げましょう。

>kohjioさん
僕もcorvoさん同様教育に興味があります。
corvoさん教育について熱いですよね。
よく電話で話しまくってます。
いま先生やってて一番気になることってなにかありますか?
現場の先生の意見聞きたいです。

>チョビ之助さん
多趣味ってなんなんだろう。
さっきチョビ之助さんのページを拝見しました。
入院しているんですか?
入院中って結構ヒマを持て余してしまいません?


>飛車さん
先日、恐竜博でお会いしましたね。
僕はかなり漫画好きなのでこんど飛車さんの漫画もチェックしてみます。
今度はDINO2の所十三さんも交えて漫画談義したいですね。
ベタ塗ったりとかスクリーントーン貼ったりとかしてみたいです(笑

>ニヤゾフさん
ニヤゾフさんのコメントはいつも楽しく読ませてもらっています。
その鋭い読みにはいつもcorvoさんと感心しています。
ちょっとバラしちゃうと以前ニヤゾフさんが、
「ここを通じて成長した」という主旨のコメントを書かれた時、
corvoさん「ブログやってて良かった」と本気で感動してたのが印象的でした。

>collectorさん
以前corvoさんの車で一緒に博物館に行った方でしょうか?
原画を何点かお持ちという話しをされてたような。

>hakusukeさん
上にも書きましたが、僕も教育には興味があるので、
美術教育フォーラム参加してみたいですね。
今思うと大学の時に教職とっておけばよかったです。

投稿者 nijntje : 22:05

2006年8月30日

アルゼンチン滞在・8月16日〜9月6日

先日お知らせした通り、8月16日から9月6日まで、テレビのドキュメンタリー番組に同行するため、アルゼンチンへ行ってきます。基本はフィールドでの発掘調査で、僕はその様子や出てきた化石などのスケッチを描くことになります。
フィールドに入ってしまうと、全くインターネットにつなぐことが出来なくなったしまうので、ほぼ毎日更新を続けてきたこのblogも、少し途切れてしまうことになります。
帰国後にアルゼンチンの様子などをアップする予定ですので、楽しみにしていてください。
留守中は友人に管理をお願いしているので、コメントなどはどんどん書き込んでいただいて大丈夫です。
チャンスがあれば、経由地ニューヨークや、アルゼンチンからネットに接続できるかもしれません。
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持っていく荷物はこんな感じです。なんとか規定の重さに収まりました。
それでは、いってきます!
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投稿者 corvo : 15:00

2006年8月29日

アルゼンチンから

アルゼンチンのネットカフェからです。
Vall Fertillという小さな村で、発掘フィールドであるイシガラストのキャンプから1時間ぐらいのところです。
キャンプでは風呂に入ったりシャワーを浴びることができないため、この村のコテージまできています。
20日の日曜日からフィールドに入って、27日まで休みなく調査。毎日、順調に化石を発見しています。
今日は久しぶりに休みをもらって、村で休息です。
小さな村のネットカフェなので、ネットも遅くたまったメールを取り込むのにも時間がかかります。
写真を交えた発掘地の様子は、帰国後アップしていきます。
それまでしばしお待ちください。
それでは、チャオ。
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投稿者 corvo : 07:22

2006年8月21日

自己紹介

更新遅くてすみません。
お互いを知ってるメンバーもいるでしょうが、メンバー同士知らない人が大多数だと思います。
とりあえずはお互いを知るために自己紹介しませんか?


ハンドルネーム:(必須)
これがないと始まりません。

読み方:(必須)
難しい漢字や、アルファベットなどどう発音するのかわからない人も多いと思います。必ずひらがなかカタカナで書いてください。

ハンドルネームの由来:(任意)
あれば。

性別:(任意)
この辺から個人情報なので、公開可能の人のみで。

年令:(任意)
「20代」や「大学院生」みたいな表記でもいいと思います。

職業:(任意)
お互いを認識するために重要な情報だと思いますが公開できる範囲で。

在住地:(任意)
ここは逆に正確な番地や部屋番号までは書かないでください。「兵庫県在住」とか「世田谷区」くらいでいいと思います。

好きな恐竜:(必須)
複数解答可。でも最大3つまで。詳しくない人は当サイトgallery/natureを参照。

corvoさんとの関係:(必須)
ここは重要ですね。corvoさんに会ったことない人はどこでココやcorvoさんを知ったかとか書いてください。

他のメンバーとの関係:(任意)
あれば。

趣味:(任意)
出来れば書いてください。

特技:(任意)
ある人はどうぞ。

星座:(任意)
この辺は書きたい人のみで。

血液型:(任意)
この辺は書きたい人のみで。

好きな食物:(任意)
この辺は書きたい人のみで。

好きなモビルスーツ:(任意)
ここ読んでるとガンダム好きな人多そうなので(笑)。

一言:(必須)
他のメンバーに一言。

投稿者 nijntje : 20:06

2006年8月18日

旅の途中2

今度は、アルゼンチンのメンドーサのホテルからアップです。
ニューヨーク発、ブエノスアイレス行きの飛行機が、予定より3時間ほど遅れて出発。搭乗は予定通りだったのに、なかなか動き出す気配もなく、遅れた事情の説明もなし。飛ばない飛行機の中で、ずいぶん長い時間待たされた。
どちらにしてもブエノスアイレスからの国内線への乗り換えまで数時間待たなくてはならないので、多少遅れてもメンドーサへの到着時間に大きな影響が出る事はない。
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南米大陸を上空から。いよいよ未踏の地に近づいてきた。
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ブエノスアイレスの国際線の空港から、国内線の空港へ車で移動。初めて降り立った南米の大地だが、南半球は冬なので寒い。Barbourが大活躍。重かったけど、持ってきて正解だった。天気は曇り、ときおり晴れ間がのぞく。
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1時間足らずで、国内線の空港に到着。この空港はラプラタ川の沿岸に位置するのだけど、この風景を見ても言われなければ川だと思う日本人はいないだろう。向こう岸が見えない。潮の香りがしないだけで、僕の感覚では海にしか見えない。
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ホテルにチェックイン。とても広々としていて良い部屋である。この後、近くのレストランへ食事に。バイキング方式で、肉、サラダ、パスタが食べ放題。聞いてはいたけど、肉が美味い。焼くときに炭ではなく、薪をつかているのだけど木の種類のせいか、薫製のように良い香りが肉についている。味付けをほとんどしていないのに、とにかく美味い。
ここまで事故もなく順調にきている。明日は朝から、サンファンへ移動。そして、明後日にはいよいよフィールドに入る。
気分が高まってきました。
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偽corvoさんのもと、目指せランキング一位。よろしくおねがいします。

投稿者 corvo : 12:42

2006年8月17日

お留守番

こんにちわ、偽corvoことnijntjeです。
corvoさん留守の間「鴉工房」を預かることになりました。
3週間よろしくお願いいたします。

corvoさんがアルゼンチンに旅立っている間、折角なので普段とは違う試みをしませんか?なにか面白いアイデアありましたら、ご提案お待ちしております。また、ここに集まるメンバーに聞いてみたいこと話してみたいことも募集します。
この機会にcorvoさんを中心に集まったもの同士交流しましょう。

投稿者 nijntje : 12:52

旅の途中

JFK空港からアクセスして書いています。

16日午後12時30分に家を出る。雨もぱらついていて荷物も大きく重いので、タクシーを呼ぶ事にする。
電車を使って、時間通り成田空港に到着。それでも僕が最後だった。ちゃんと集合時間に間に合ったので大丈夫。思っていたほどの混雑もなく、スムーズにチェックインをすませる。
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今回、驚いたのはビジネスクラスに乗れた事。もちろん初めての経験。
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成田空港。
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ニューヨークに到着。ちょっと外の空気を吸ってみる。ニューヨークも初めてなのだけど、ちょっと立ち寄るだけなので残念。
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今、トランジットでゲートでまったりと待っているところ。現地時間で8月16日の午後8時40分。搭乗まであと40分ほど。次はブエノスアイレスへ向かってのフライトです。
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投稿者 corvo : 09:26

2006年8月15日

スーツケース・パッキング

今日になってようやくパッキングしてみた。けっこうな量と重さになる。普段であれば通常チケットで、スーツケースを二個まで預けることできるのだけど、今回はテレビ機材を持ち込むため一個分がそれらの割当てになっているのである。なので、何がなんでも一個にまとめて23kg以内に収めなくては行けない。僕の場合は特に画材がかさばる。削る余地もほとんどないため、少し着替えのTシャツなどを減らすことにした。
行き先は電気もガスも水道もなく、当然近くに店もなければ電話もインターネットも通じない土地。ただ、一週間に一度ほど町へでて、シャワーを浴びたり洗濯をお願いできるらしいので、それに期待して着替えを少なくすることにしたのである。
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このスーツケースは自重が4kgと軽量に出来ているので、多くの荷物を詰め込むことができる。しかし、あまりに重たくなると動かすのもつらくなるので、規定の23kgより軽い状態にしようと試行錯誤しているところ。
なんとか上手く収まりそうである。日本も冬なら上着を着ていけるのだけど、真夏に着ていくわけにもいかないし、どうしても荷物がかさばってしまうのである。
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投稿者 corvo : 23:43

2006年8月14日

アルゼンチン旅程

いよいよアルゼンチン行きが迫ってきた。
旅程はざっとこんな感じ。
------
8月16日(水) 
17時50分 東京発
17時30分 ニューヨーク着(初ニューヨークだけど、トランジットに立ち寄るだけ)
22時00分 ニューヨーク発(待ち時間だけで4時間30分。この時間を利用してネットに接続できるかも)

8月17日(木) 
09時47分 ブエノスアイレス着
16時30分 ブエノスアイレス発(ここの待ち時間も長い。およそ7時間)
18時20分 メンドーサ着

8月18日(金)
   ↓                現地で発掘調査。それと同時に僕は絵の制作。
9月03日(日)

9月04日(月) 
09時15分 サンファン発
10時47分 ブエノスアイレス着
20時20分 ブエノスアイレス発(またしても長い待ち時間)

9月05日(火) 
06時05分 ニューヨーク着
11時35分 ニューヨーク発(長い長い待ち時間)

9月06日(水) 
14時30分 東京着
------
数日前に起きた爆弾テロ未遂事件の影響で、成田空港も大混雑らしい。アメリカを経由するため、特に時間をかけて検査することが考えられる。飲み物、ゲル状のものを、機内に持ち込むことはできない。パソコンやカメラは大丈夫だということである。
おかげで集合時間が早くなった。
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これが、今回旅を共にする鞄たち。スーツケースはもちろんアップルの製品ではない。最近気に入っているRIMOWAのスーツケース。サルサというモデルでとにかく軽い。重量制限があるので、軽いことは大きなメリットである。明日、荷物をパッキングして体重計でチェック。
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道具類はこんな感じ。これに後スケッチブックが加わる。比較的コンパクトにまとまったと思うのだけど、冬支度の着替えのボリュームがかなりあるのでうまくパッキングしないと。
機内持ち込みはパソコンとカメラが中心になる。読書用の文庫か新書も何冊か持っていきたい。
さて、ちゃんと収まるか。
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投稿者 corvo : 23:00

2006年8月13日

白水ロコ展ーメタル・アート・ミュージアム光の谷

今日は昨日から一転して朝からよく晴れている。世間はお盆休みらしいが、あまり関係のない生活。お盆に実家に帰らなくなってから、何年がたつだろう。
昼前に、展覧会を見るために車で出かける。行き先は千葉県の印旛村にある私設美術館「メタル・アート・ミュージアム光の谷」。12日から開催されていいる「白水ロコ展」を見る。彼女と知り合ったのはもう10年ぐらい前なのだけど、僕が名古屋のギャラリーで個展をしたときに、そのギャラリーでアルバイトをしていたのである。愛知県に住んでいるということもあり、会うのはそれ以来なのだけど、展覧会の案内と年賀状をいつも出してくれていた。
この美術館、とてもへんぴなところにある。まわりにあるのは田んぼと水路と沼だけである。でも、たたずまいが美しい。
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建物の入り口につながる通路を歩いていく。
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ここが玄関。彫刻家に依頼したという、金属の扉が出迎えてくれる。初めての人は、どうやって開けるのか迷うだろう。
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美術館の内部。幅が狭く細長い空間だが、トップライトから柔らかく自然光が落ちていて適度な明るさがある。
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半人半獣の彫刻たち。おとなしいポーズながら、静かな荒々しさを内包しているような感じが伝わってくる。素材は主に楠を使っているということである。手前のカマキリだけは檜で作ってあるのだけど、けっこう割れが入ってしまっている。
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僕は展覧会に行くとキャプションをほとんど読まないので、作品のタイトルをまったく覚えていない。
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ギャラリーの奥から作品たちを見たところ。
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中庭がまた、とても気持ちがいい。ここにも彫刻が2点展示されている。昨日の雨のせいか、少し蒸し蒸しする。
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カフェから外を見たところ。
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金属のエリザベスカラーを付けた彫刻に、よく見ると雨蛙が乗っかっている。可愛い。
作家とも美術館のオーナーとも、久しぶりに話をすることができて充実したひとときであった。実はこの美術館で1998年に僕も個展を開いている。オーナーとはそれ以来の付き合いで、都内の個展にもたびたび足を運んでいただいている。
しかし、同じ千葉県内とはいえ、遠い場所である。

「白水ロコ展」
2006年8月12日(土)〜9月10日(日)

「メタル・アート・ミュージアム光の谷」
〒270-1603 千葉県印旛郡印旛村吉高2465
Tel : 0476-98-3151 Fax : 0476-98-3156
E-mail : mam@jade.dti.ne.jp
開館時間 10:00〜18:00(4月〜9月) 10:00〜17:00(10月〜3月)
休館日 月曜日、祝日の翌日(ただし土曜・日曜は開館)、年末年始、展示替日
入館料 一般500円 中学生300円
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随分、回復してきました。応援よろしくお願いします。

投稿者 corvo : 23:56

2006年8月12日

北海道大学総合博物館オリジナルグッズ

今日は天気予報と違い朝から晴れ。でも、午後から急速に悪化して酷い土砂降りと雷だった。落雷が元で都内では電車の運行にも影響が出て、電化製品が故障した家もあったらしい。僕も雷が鳴りだしてからは、パソコンの電源を落としました。

現在、北海道大学総合博物館モンゴルの恐竜展が開催されているのだけど、今回、僕の復元画を使用したオリジナルグッズが発売された。デザインに関しては一応確認しているのだけど、基本的におまかせ。
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Tシャツ。サイカニアとタルボサウルス。大人用が2310円で子供用が2100円。
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絵はがき8枚セット。630円(ちょっと安すぎないか!?)
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缶バッチ。大きいほうが263円で、小さいほうが210円。ステッカーは420円。
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首掛けボールペン。各315円。よくよく北大から送られてきたリストを見たら、「首賭けボールペン」になっている。恐いなあ、「首」を「賭けた」ボールペン。
博物館のサイトを見る限り、ショッピングのページはなさそうである。興味のある方は、直接連絡をとってみてください。

ここのところ出かける用事も多く、腰を落ち着けて仕事をしている時間がなかなかとれないのだけど、もちろん全く絵を描いていないわけではない。16日にアルゼンチンに向けて出発するので、こなしておかなくてはいけない締め切りがある。いつもなら月末締め切りの科博ニュースのイラストを、今日完成させてしまった。発刊前に全てを見せるわけにはいかないので部分を掲載。
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ヒグマ。紙にロットリング。
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古代ポリネシアのカヌー。紙にロットリング、透明水彩。

そろそろアルゼンチンに行くためのパッキングをしなくては。ぼちぼちと準備をしていたのだけど、画材のボリュームが大きい。向こうへ行ってから後悔したくないので、どうしても多めになってしまう。道具に妥協はできないです。
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ポチポチっと、応援よろしくお願いします。

投稿者 corvo : 23:49

2006年8月11日

ラジオ出演2→小さな骨の動物園

今日は昨日の予告通り、二回目のラジオ出演のためNHK千葉放送局まで行ってきた。やはり千葉駅は遠い。同じ県内といっても、電車の連絡も悪く時間がかかる。今回は遅刻することなく無事に到着。簡単に打ち合わせをして、本番まで30分ほど待つ。本番ではさほど緊張することもなく無事終了。
大きく二つの質問に答えたのだけど、一つ目は「恐竜博の魅力は?楽しみ方は?」。二つ目は「復元画を描こうと思ったのどうしてですか?」。事前に打ち合わせをしてあったのだけど、一つ目の質問は答えにくかった。少しでも恐竜博に仕事で関わっていれば、裏話なども交えて話が出来たのかもしれないが、そういったネタはもちろんない。とにかく骨の形態に注目してほしいということや、双眼鏡などを使うと高い位置にある頭骨なども近づいて観察できるという話をする。
復元画に関わるようになったきっかけはここでも以前に書いたので省略するが、復元画を描く人にもっと増えてほしいという思いを話してきた。そんな気持ちもあって、このblogでは復元のプロセスを公開している。もっと復元に携わる人間がネットワークを作って、復元の精度を高めるために情報を交換できれば理想的である。
およそ15分ほどの出演だったが、楽しく喋ることができた。何かを伝えるためには、最低でもこれぐらいの時間はほしい。
本番終了後すぐに放送局を出て、少し買い物をしながら駅まで歩く。途中、昼食をすませてから、JRで都内へ向かった。

次の目的地は京橋のINAXギャラリー。有楽町の駅を出た頃には、日差しが強くなっていて暑い。猛暑の中を歩く。
ここでは、かねてから見たかった「小さな骨の動物園」が開催中である。
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ベニイロフラミンゴとオオヅルの骨格がたたずんでいる。
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チンパンジーの全身骨格。
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アカウミガメ。
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アミメニシキヘビ。
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大型の鳥の骨格が並ぶと圧巻である。美しい。鳥の種類までちゃんと覚えていないが、右側の方はアホウドリの仲間たち。
もっと大きい会場をイメージしていたのだけど、かなり狭い。すれ違うのにも苦労するスペースもある。
じっくりガラス越しに観察することができるが、もっと広い会場で展示してほしかった。分類もなく、ただただ並べられているので、知識のない人には見づらいかもしれない。でも、骨の面白さ、魅力を伝えるという点では成功していたのではないだろうか。子供たちも楽しそうに見ていた。自由研究の題材に考えている子供もいたようだ。
是非、どこかの博物館で大々的にやってほしいところである。
なかなか堪能できた展覧会であった。8月19日までなので、まだの方はお早めに。お勧めです。
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一歩一歩上がっていきます。応援よろしくお願いします。

投稿者 corvo : 23:50

2006年8月10日

科博→ルーブル展

昨日は雨の中、上野まで出かけてきた。国立科学博物館へは、科博ニュースの挿絵の取材のため。そして、東京芸大美術館へ「ルーブル展」を見に行くためである。
事前に聞いてはいたのだけど、科博のエントランスがリニューアルに伴って、大きく変わっていた。これまでの臨時出入り口ではなく、最終的な形なのだろう。しかし、これが良くない。最悪といっても良い作りではないだろうか。
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階段を降りて、地下から館内へ入るようになっている。車いすのためにエレベーターが設置してあるのだけど、結構な広さのスペースが入り口前にあるのだから、スロープでも良かったのではないだろうか。エレベーターの外側に中途半端な庇(ひさし)があるだけで、館へ入るためには雨にぬれてしまう。この広いエントランスに全て屋根がかかっていてもいいように思うのだがどうなのだろう。屋根があれば、雨の日に並ぶようなことがあっても、ぬれずに館内に入ることが出来る。それに、古い建物と調和がまったくとれていない。まれに見る質の悪い建築デザインではないだろうか。
旧館の、入るとすぐにタルボサウルスとマイアサウラが出迎えてくれる、あの吹き抜けの気持ちよさは望むべくもない。
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さらに驚いたのがこのオブジェ。このオブジェのどこに、科博にあるべき必然性があるのだろうか。東京芸大の元学長・澄川喜一氏作。聞いた話では、値段が一戸建ての建て売り住宅並みらしいということだ。ばかばかしいにもほどがある。その金額で良い標本だって帰るだろうし、魅力ある展覧会を企画することもできるだろう。作者が科博に愛着を持っているとも思えないし、まったくナンセンスでつまらない造型にしか見えない。
今回、科博では目当ての展示物の写真を撮るだけだったので、30分ほどで取材をすませて東京芸大美術館へ向かう。

美術館で妻と待ち合わせ。「ルーブル展」を見た感想は、残念ながらあまり良い物ではなかった。全体に甘い造型が多い。その当時の二流三流どころの手になる物が、ほとんどであったように感じた。大理石の質感は心地よいが、造型からは美しさも官能もあまり感じることが出来ない。たたずまいもよくないものが多い。図録も買わなかったので、詳細なデータはまったく読んでいないのだけど、印象としてはこんな感じである。とてもにぎわっていて混雑していたが、あまりお勧めできる展覧会ではない。

美術館を出て根津へ向かう途中に、こんな集合住宅を発見。
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モザイクで恐竜と翼竜が壁面に描かれている。
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おそらく、左上から時計回りに、ステゴサウルス、ティラノサウルス、トリケラトプス、プテラノドンであろう。オーナーの趣味なのだろうけど、あまりに唐突に建っているので少々驚く。かなり気合いのはいったモザイクであることは間違いないが、どこかで見たような構図が多い。

明日、またNHK・FMに出演します。時間は11時10分過ぎぐらいで、千葉県限定の番組です。
幕張メッセの恐竜博絡みの放送なのだけど、僕はこのイベントに全然仕事では関わっていない。図録にも、展示会場にも僕の復元画は一点もない。ミュージアムショップには小学館が共催ということで、競合他社である学研の「わくわく観察図鑑・恐竜」は置いてもらうことができない。金の星の「ティラノサウルス」も出版社から営業してもらったが置いてもらうことが出来なかった。すごくつまらない理由だと思うのだけどね。

なんだかんだ言いながらも、いそいそと千葉放送局へ出かけていくのである。
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応援、よろしくお願いします。

投稿者 corvo : 23:34

2006年8月 9日

考古学か、古生物学か

今日になって、ようやく録画してあった「こんにちは・いっと6けん」を見ることができた。全体のプログラムをまったく知らなかったのだけど、番組後半で紹介されていた「骨の学校」の盛口満さんの話が面白かった。そう、早く銀座のINAXギャラリーにも行かなくては。
自分が出演しておきながら、幕張メッセの中継よりも、骨の話のほうに興味がいってしまったのだけど、中継後のスタジオのアナウンサーの一言に”がっくり”きてしまった。「子供たちの中にも、将来”考古学者”に・・・・」。考古学者は恐竜の研究はしない。僕も以前から「考古学の勉強もしているですか?」とか「考古学者と一緒に仕事をするのですか?」と、よく質問されることが多かった。
広辞苑を引いてみると、「考古学(archeology)・・・遺跡や遺物によって人類史を研究する学問。古くは古物学ともいった」とあり、また、「古生物学(paleontology)・・・古生物の系統・分類・進化・構造・生理・生態・地理的分布などを研究する学問分野」とある。考古学は人間の関わった文明、文化を対象にするものであり、古生物学とはまったく違った学問である。どちらにも発掘という作業が不可欠であることから、混同されることが多いのかもしれない。
パソコンで文字を打つとき、「考古学」は一発で変換できるが、「古生物学」は単語として登録されていない(by ことえり)。こんなところからも、一般化されていない言葉なのかもしれないと思ってしまう。
自分で確認したわけではないのだけど、「恐竜キング」の中でも「考古学者」といった言葉が使われているらしい。NHKや人気のあるゲームで間違った使われ方をすると、さらに誤解が進むので気をつけてほしいところである。
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ぼちぼち順位が回復してきました。応援よろしくお願いします。

投稿者 corvo : 23:31

2006年8月 8日

第8回荘川化石フォーラム 8月6日

化石フォーラム二日目。二日酔いにもならず、気持ちのよい朝を迎える。でも、ちょっと寝不足。
この日は午前9時に荘川支所(旧荘川村役場)駐車場に集まって、化石教室へ参加。そこからさらに車で移動。昨日の講演会より、はるかに参加者が多い。化石採集はどこでも人気イベントである。
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日本の化石採集地は険しい山の中にあることが多い。薮もあったり、虫が多かったり、けっして楽をして見つけることはできない。始める前に前日の講演会に参加していた熊本大学の小松君から、くわしいレクチャーを受ける。皆、真剣に耳をかたむけている。化石にはそれぞれの産地にそれぞれの特徴があるので、「郷に入っては郷に従え」である。
今回、イベントとしての化石採集であるので、山の持ち主には事前に許可をとって入っている。例え個人であっても、事前の許可は必要なのは注意すべき点である。地権者に無許可で入ったら不法侵入です。
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ここは海の地層なので、貝やアンモナイトなどの軟体動物、海ユリの化石が見つかる。地面がすぐに岩になっているのだけど、層になっていて堆積環境であったことがよくわかる。岩と言ってもハンマーですぐに割ることができる硬さだ。転がっている石をよく観察するだけでも、貝の化石を見つけることができる。
ハンマーやタガネ、時にはバールを使って岩を崩し大物を狙う。化石採集は重労働である。炎天下の中の作業で、かなり消耗する。
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そんな中、子供たちは元気いっぱい楽しそう。化石を見つける喜びにあふれている。化石採集には観察力と想像力が重要だ。ほんの少し顔を出しただけの化石の一部を発見し、その化石がどんな状態で埋まっているかを想像することができなくてはいけない。そうでないと、せっかくの化石を砕いて壊してしまう。岩の割り方にも工夫が必要で、常に先を見通しながらの作業が要求される。パズルを解くような感覚だろうか。
何事にも基本は大切。基本を無視しては、決して化石を見つけることはできない。観察と想像と知識の蓄積。さらに体力。絵を描くのも全く同じだと実感する。
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中生代を思わせる針葉樹。強烈な日差しに、すっかり日焼けしました。

帰りの運転は、途中仮眠をとりながら休み休み。休憩中のサービスエリアで、サイトへのアクセス不能を携帯への電話で知る。酷い渋滞にはまりながらも無事に帰宅。結局、帰りは10時間ほどかかってしまった。
とても充実した二日間でした。
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順位、上げていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

投稿者 corvo : 08:49

2006年8月 7日

第8回荘川化石フォーラム 8月5日

昨日、一昨日の週末、「荘川化石フォーラム」に参加するため、岐阜県高山市荘川町まで出かけてきた。僕が初めて荘川へ行った時は荘川村として独立した自治体だったのだけど、市町村合併により今は高山市の一部に組み込まれている。

5日土曜日、朝の5時前に家を出発する。国道6号線を東京方面を向かったのだけど、早朝にも関わらず交通量が多く渋滞に出会う。こんなに早起きしたのに!首都高、中央高速を経て府中へ友人を拾うために向かう。約30分遅れで到着。次は大月でもう一人の友人と合流。3人で荘川へ向かう。運転手はずっと僕。
高速を松本で降りて安房峠を超えていくルート。これだと高速代を節約できて、移動距離も短くてすむ。適度な山道もあり、運転も楽しむことが出来る。
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安房トンネルを超えたところ休憩所。とにかく天気がよく、青空が広がっている。右が僕の愛車。5年目になる、ルノールーテシアRS2.0。知る人ぞ知る名車のひとつ(のはず)。小さいながら長距離での移動も楽にこなす。
12時過ぎに荘川に到着。昼食を食べて、2時からの化石フォーラムに備える。小さな町なので、遠方から集まってきた友人たちと次々に出会う。
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これが会場になった”旧黒谷小学校六厩分校”。たたずまいが何とも言えず良い感じである。
この日は化石講演会が開かれた。荘川には、石川県の白峰、福井県の勝山と同様、手取層群と呼ばれる地層が横たわっていて、ここで見つかる化石には、白峰で調査に携わっている研究者も深く関わっており、僕自身も復元画の仕事を何点も手がけている。
今回集まった研究者もそうそうたるメンバーである(と僕は思う)。
国立科学博物館主任研究官・真鍋真。早稲田大学教授・平山廉。北九州市自然史博物館・薮本美孝。京都大学助手・松岡廣繁。千葉県立中央博物館・伊左治鎭司。熊本大学・小松俊文。(敬称略)
前半は、松岡君が「恐竜時代の太陽」、真鍋さんが「最新恐竜学」といった基調講演を行い、後半では全ての研究者が聴講者の質問に答えるというスタイルだった。僕はと言えば、寝不足と運転の疲れから、半分以上寝落ちしていました。申し訳ないです。
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鋭い質問もあり、研究者同士で意見をぶつけながら答えたりと、盛り上がった講演会であった。

講演会終了後、高山市街地まで移動してビジネスホテルにチェックイン。その後はお決まりの懇親会である。久しぶりに会う研究者や友人も多く、とても楽しかった。この日のメインは、飛騨牛の焼き肉だったのだけど、これが美味い。適度に厚みのある肉が、口の中で溶けていくほどやわらかい。しかし、換気扇の貧弱な店の二階は煙たくて煙たくて、涙を流しながら舌鼓を打つという状況。それでも美味くて、楽しいひとときであったことには変わりない。
高山の町は観光地ということで、綺麗に整備されていておしゃれな感じの店も多い。そんな夜の町を散歩しながら、ビジネスホテル近くの韓国家庭料理屋で二次会。冷麺、焼酎、韓国のどぶろくを食べる飲む。どれも美味い。特にどぶろくが、酸味のきいたヨーグルトドリンクのようで飲みやすい。
ホテルに戻ると、一室が宴会場になっていて、さらに皆で盛り上がる。僕はさすがにお酒は飲まなかったけど、寝不足にも関わらず深夜まで話し込んでいた。ほとんど古生物の話はせず、平山さんと先日の亀田戦の話で盛り上がったのであった。

6日の話は次回に。
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どこまで順位を回復できるか。応援よろしくお願いします。

投稿者 corvo : 22:36

お詫び

ここ二日ほどサイトへのアクセスが出来ず、ご心配かけたことをお詫び申し上げます。
僕自身は5日の朝まではアクセスできることを確認していたのですが、昨日、友人からの電話でまったくアクセスできなくなっていることを知りました。
原因はドメインの有効期限が切れてしまっていたことです。サーバーのトラブルや、データが飛んでしまったということではなかったのは不幸中の幸いでした。
今回のことで、毎日楽しみにしてくださる方がたくさんいることを、あらためて知ることができました。
また、インターネットというのはある意味、人間的で、生物的な存在なのだと感じました。常に人間によって管理、運営されており、日々その姿を変えていきます。コンピューターやケーブルなどのマシンや物質に依存しながらも、一度として同じ姿をとどめない存在。大切に育ててきたこのblogやサイトにアクセスできない時間は、フラストレーションがたまる少々胃の痛い時間でした。
少し間が空いてしまいましたが、これからもどんどん書いていきますので、よろしくお願いいたします。
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すっかり順位が下がってしまいました。これからもポチポチっと応援よろしくお願いします。

投稿者 corvo : 19:50

2006年8月 4日

こんにちは、いっと6けん出演

先日、お知らせした「こんにちは、いっと6けん」に出演してきました。ご覧いただいた皆様ありがとうございます。およそ1分ほどでしたが、楽しい経験でした。

今日は朝8時30分集合のため、7時15分に家をでる。途中、大渋滞。東京もそうだが、千葉も南北に連絡する幹線道路が貧弱である。片側二車線以上の道路は国道16号線しかない。それ以外はどこも片側一車線でトラックも多く、交通量が少し増えると深刻な渋滞を引き起こす。15分遅刻してしまった。
到着後、すぐに打ち合わせ。前回のラジオ出演の時と同じ、アナウンサーの上村さんからの質問に答えるという形に。時間はおよそ1分。この中で、全て答えなくては行けない。出来るだけ言葉を選んで、短く話す。リハーサルを何度か繰り返したのだけど、最初はどうしても1分30秒ぐらいになってしまう。そこで、質問の数を減らしてもらうことで、なんとか時間内に収めることが出来た。特に緊張することもなく、無事終了。もう少し、子供たちと交流して、ワークショップみたいなことが出来れば良かったのだけど、そういった時間はまったくなかった。
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中継後、出演者の皆さんと。
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短い中継といっても、機材とスタッフの量は半端ではない。
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待ち時間の間に、子供たちにまじってスケッチ。A3のケント紙に2Bの鉛筆。
本当は子供たちにも、まず骨格のスケッチから始めてほしかったのだけど、テレビ的な効果を優先して生体を描くということになっていた。ティラノサウルスなんて、どこが眼穿かも分からず描くのは無茶だと思うのだけどね。その点、トリケラトプスは分かりやすいかもしれない。
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スタッフの出入り口になっていた、東1ゲート近くからスーパーサウルスを撮影。平日だからか、まだ比較的空いている。
今なら、まだゆっくり見ることができそう。

明日、明後日と荘川へ化石フォーラムに参加するために行ってきます。朝、5時出発。blogの更新は、日曜日の夜になると思います。
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投稿者 corvo : 21:14

2006年8月 3日

こんにちは、いっと6けん

明日、午前11時5分からのNHK総合の番組「こんにちは、いっと6けん」に出演します。朝から、幕張メッセの恐竜博会場入りです。朝8時30分集合、早い。
恐竜博会場で子供たちとスケッチをしながら、復元について語るという内容になるようです。
何分頃からの出演かは、はっきり分からないのですが、ご覧になっていいただけると幸いです。生中継です。
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投稿者 corvo : 14:37

WBAライトフライ級王座決定戦・追記

昨日の試合から一夜明けても、物議をかもし続けている判定の結果。とっている日経新聞のスポーツ欄ですら、否定的な論調の記事である。
僕は未経験者なので、ボクシングの動きがどういったものかということは、完全に理解できるわけではない。ただ、美術解剖学や人間の身体の仕組みを、多少はかじっている視点から考えてみたい。
人間は頭が一つ、胴体も一つ、腕は左右に一本ずつ、脚も左右に一本ずつ。この肉体を駆使して闘うのが格闘技である。ボクシングは腰から上の部位を、両手の拳を使って打撃を与える競技だ。肉体をつかう以上、人間の肉体の持つ制約を超えることはできない。関節があり得ない方向に曲がったり、腕が伸び縮みすることは決してない。ということは、全てのパンチの軌道は論理的に理解できるだろう。そこにフットワークやフェイントなど、様々な要素が絡み合って攻撃のパターンやディフェンスが選択されるのだと思っている。当然、その日のコンディションや試合中の疲れなどから、微妙な狂いが生じたり、またそれが悪い方向にいくこともあれば、良い方向にいくこともある。そんなぎりぎりのせめぎ合いを、ボクシングの中に見ることが好きなのである。殴り合うというシンプルで暴力的なスポーツかもしれないが、その裏には非常に科学的で知的な積み重ねがある。

僕はこのblogでも基本の大切さや、アカデミズムの重要性をしばしば書いてきた。今回勝った亀田選手の父親は、プロとしてのボクシング経験がないままに、自分の理論だけで子供たちを鍛えてきた。そこには、プロでは思いもつかない優れた練習法があるのかもしれないが、総合的に見たとき僕が非常に懐疑的である。
テレビで練習中のほんの触りの映像しか見たことがないが、長い棒の先につけたグローブやピンポン球を避ける練習には違和感を感じた。人間の身体の構造上、棒が伸びるような動きは出来ない。ピンポン球も然り。反射神経の訓練になるかもしれないが、目で見て、脳に情報がいき、身体へ指令が行くまでには、どんなに訓練しても超えられない壁がある。ボクサー同士は、相手の身体の動きや、パンチの軌道を観察した上で予測し、この速度の壁を超えた動きをしているのだと思っている。見ているだけでは追いつけない動きをやすやすとこなし、パンチをヒットさせたり躱したりして試合を作っていく。そんなプロの試合が見たいと思っている。亀田選手は昨日の試合を見た限りでは、人間の身体の動きを理論的に理解できていないのではないかと、思わざるを得なかった。
やはり、プロの優れたトレーナーについて、みっちりと基礎からやり直すべきではないだろうか。それに耐えて、習得出来るだけの立派な土台はあるのだから。
でも、昨日彼は「親父のボクシングは世界に通用する」と発言した。勝ってしまったから。負けた方が、何倍も本人のためになっただろう。僕は、これで強くなるチャンスを、全てドブに捨ててしまったように思えてならない。

あらためて基礎の大切さ、考えることの大切さを実感した試合だった。そういった意味では収穫はあったのかもしれない。
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投稿者 corvo : 11:33

WBAライトフライ級王座決定戦

僕は子供のときからけっこうボクシング好きで、世界タイトルマッチはよくテレビ観戦していた。といっても、そこそこ好きというぐらいで、すごく詳しいわけでもなく、蘊蓄をたれられるほどの知識もないのだが、2日に行われたタイトルマッチの結果には疑問を感じずにはいられない。
テレビ中継にも問題がある。新聞のテレビ欄には、午後7時30分からとあったが、実際に試合が始まったのはその1時間30分後。もっと試合時間をチェックしておくのだった。とにかくこれまでの亀田一家の軌跡を、これでもかと見せ続ける。亀田興毅選手は、勝たなくてはいけないシナリオが出来ている。ブレーキのこわれたトロッコに乗せられたような感じか。本人にとっては相当なプレッシャーだろう。19歳の若者にとって、これほど酷なことはない。試合前の顔つきに、始める前から追いつめられたような雰囲気を感じた。
1ラウンドで完璧なダウン。相手のランダエタは巧く、的確にパンチを当て続ける。ときおり亀田がラッシュを見せるも、うまく受け流しダメージをもらっているようには見えなかった。ロープ際からの脱出も見事。試合後もランダエタは綺麗な顔で涼しげだった。一方の亀田は顔を腫らして、かなりダメージを受けているように見えた。
僕の印象では、終始ランダエタの巧さとキレが光り、終盤まで亀田は必死になって食らいついていったという感じである。実況も、当然亀田びいきであるが、パンチが当たってないのに絶叫。優勢でもないのに絶叫。冷静に試合を実況することをはなから放棄している。解説もどうにも苦しいコメントが多かった。客観性はどこにもないのか?
プロボクシングである以上、興行が目的である部分も大きい。そうであるなら、これぞプロフェッショナルという試合をみたいと思うのが正直なところである。ボクシングは一つ間違えば命に関わる危険なスポーツであり、僕のような素人からしてみたら想像を絶するようなトレーニングを積み減量に苦しみ、試合に臨んでいる。それだけで尊敬に値するし、敬意を表するべきなのだが、納得のいかない判定だった。
亀田はよく戦った。でも、今回は相手選手の方が一枚も二枚も上手だったよ。これでいいではないか。彼の立場はこれから、ますます苦しくなるだろう。プレッシャーも大きくなるだろう。今回の試合の肉体的ダメージも、しばらく残るだろう。どこへ進もうといばらの道しか残されていない。これが本人の望んだ道だったのか。
僕はプロフェッショナル同士でしか実現できない、そんな試合が見たいのである。今回の世界戦は、ファン・ランダエタに対して、あまりに役不足であったことは否めないと思う。「価値ある負け」を手に入れるチャンスを逃したことは大きい。
一時的には良いかもしれないが、全てにおいて不幸な結果だったと、僕は思う。
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投稿者 corvo : 00:30

2006年8月 2日

教育フォーラム2006

先日、女子美術大学が主催する「教育フォーラム2006」に参加してきた。
場所は代々木にある”国立オリンピック記念青少年総合センター”。これがなかなか綺麗で大きな施設。代々木公園内に、こんな場所があったことを全然知らなかった。
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全国から美術教師が集まる場に参加したのはこれが初めてである。週一回の非常勤講師しかしていない身としては、少々場違いな気分でもあった。それでも、実際に現場で日々頑張っておられる、先生方の生の声を聞くことが出来る貴重な場であった。実は主たる目的が一つあって、昨年の秋からネットを通じて交流していた、北海道の山崎正明先生に会うことだった。山崎先生はblog「美術と自然と教育と」をの管理者で、僕が高校の授業での出来事を書いたことがきっかけで、blogやメールを通して頻繁にやりとりすることになったのである。
そんなものだから、初めて会った感じがなく、すぐに会話を弾ませることができた。エネルギッシュで、生きる力にあふれている、初対面の印象はそんな感じである。実に人間的に魅力のある方。自分の欲望(良い意味の)を素直に表現できる人は安心できる。
フォーラムの内容に関しては、僕にはまとめる力も評価するほどの見識もないので、山崎先生のblogに期待したいと思います。フォーラム後も、山崎先生を交えて数名の参加者とともに新宿まで飲みにいって、とても楽しいひと時でした。
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ランチを食べたレストランの窓からの景色。なかなか贅沢な施設である。
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順位にこだわりなくなってきました。でも、応援よろしくお願いします。

投稿者 corvo : 23:23

2006年8月 1日

眼鏡新調

今年の5月、仕事用の眼鏡を作ったのだけど、すでに8年使ってきた普段がけの眼鏡がくたびれてきていた。今月、アルゼンチンに出かけることもあり、度付きのサングラスも同時に作ってしまうことにした。
いつも外に出る時は、度の入っていないサングラスを愛用していたのだけど、このレンズも相当に傷がついて見づらくなってきていた。そこで、このサングラスのフレームを利用して普段がけの眼鏡を作り、もう一つは色違いのフレームでサングラスを作ることにした。
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実はすでに出来ていて、毎日活躍してくれている。どちらのフレームもKazuo Kawasaki design MP-690。アンチテンションフレームと呼ばれる物で、レンズを鼻掛け近くの1点だけで支持している。そのためフレームが左右に広がっても、レンズが歪むことがなく、常に眼球とレンズの距離が一定に保たれるという優れものである。詳しくはこちらに。
作ってもらったのはヤハギメガネ。ここはネットで調べて行ったのだけど、非常に良心的で丁寧な眼鏡店。白山眼鏡とならんでお気に入りの店になった。ここのご主人、矢作さんは眼鏡で有名なお笑い芸人のご親戚。Kazuo Kawasakiの眼鏡を作ろうと思っている方は、是非。おすすめです。
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投稿者 corvo : 00:59