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2006年7月25日
Mammuthus skeleton 03
昨日、修正(描き直し)した骨格図をもとに、筋肉を復元したものを作成した。
現生のインドゾウの解剖図を参考にしている。
骨の形態の違いや、プロポーションの違いから、まったく同じというわけにはいかないが、恐竜などに比べるとはるかに現実的な復元が可能である。しかし、象という動物を知らないで、マンモスの骨格だけ見たときに同じような復元ができるかというと、ほとんど不可能かもしれない。
象は大型のほ乳類で、口が地上から高いところにある。キリンや馬のように首が長ければ、水を飲むことが出来るが(キリンはかなりつらそうな姿勢ではあるが)、象のような首の長さでは直接口をつけることができない。そのために筋肉の固まりである上唇を伸ばすことで、ようやく水を飲むことを可能にしている。マンモスのようにミイラ化石が見つかれば、この鼻の存在を知ることができるだろうが、骨の化石だけでは皆目検討がつかないだろう。
これからKeynoteを使ってスライドショーを制作します。
トップまではまだまだ差がありますが、応援よろしくお願いします。
投稿者 corvo : 2006年7月25日 17:05