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2006年5月19日
MacBookを見てきた
今日は非常勤講師の日。
夕方、杉並区にあるガレージサンクへ車検に出す予定になっていたので、朝から車で出勤となった。雨ということもあり、渋滞が酷い。都内某所にも関わらず、2時間近くかかってしまった。遅刻しないかとひやひやしたが、無事、授業の10分前には到着。
今日はさらに車を出した後、大丸へ増刷りした版画を届けなくてはいけなかったので、なかなか慌ただしかった。版画も学校へ直接送ってもらい、エディションナンバーとサインをいれて納品。全て、滞りなく予定を消化することができた。
僕の車はルノールーテシアRSという、ちょっぴりスペシャルな車なのだけど、代車で借りてきたのが古い日産マーチ。これがとにかく遅い。それなりの年式だし、貸してもらっている車なのだけど、たとえこの車が新車だったとしてもそれほど変わりはないだろう。遅いというのは単純にスピードだけの問題ではなく、自分が意図したとおりに車が反応してくれないことにいらいらする。これは実に危険なことでもあって、とっさに危機を回避できないことにもつながる。さらに怖かったのは、ブレーキが効かないことである。効かないと書くと語弊があるが、ちゃんと止まることは止まるのだけど、自分が意図したタイミングで速度が落ちてくれない。少し遅れるのである。早め早めにブレーキをかけなくてはならず、いつもの運転のリズムを崩してあわせていく必要があり疲れる。
車屋から大丸へ移動する間に、少し時間があったので銀座のアップルストアに寄ってみた。もちろんMacBookを見るためである。 店に入るとスタッフがすぐに近づいてきて、MacBookを手渡してきて説明を始める。薄くて、持った感じはとてもよく、ワイドになったプロポーションはかっこ良く美しい。白いものは、従来のiBookと同じような質感で、後継機としての違和感がない。今回の最大の目的は、黒いほうを見ることだったのだけど、結論から言ってしまえば僕は白い方でOK。当然、白い奴のほうが強いはずだし、黒い方は3台集めないと威力を発揮しないし、という冗談は置いておいて、わざわざ高い金額を払って黒にすることはないなと思った。「まっくぶっくぷろ」という響きに対して「まっくぶっくくろ」は似ていて良いなあと、くだらないことも考えていたのだけど、つや消しのボディにべたべたと手の脂が残ってしまうのが気になる。いつも綺麗にしておこうと思うと、眼鏡のレンズを拭くように神経質になっていないと駄目だろう。その点、つるんとした白のほうが、気兼ねなく持ち歩ける。やはり白だな。後はタイミングだけ。
今、大丸ミュージアムではニキ・ド・サンファル展を開催していて、これがなかなか面白かった。巨大でふくよかな女性像を派手な色彩で着色した彫刻「ナナ」シリーズが有名で、見ればすぐに分かる人も多いと思う。僕も有名な作品のスタイルしか知らなかったのだけど、初期の作品から見ることができて興味深かった。22日月曜日までの開催なので、興味のある方は是非。
残っている小カットを数えたら、後28点。墨入れが終わっているのが24点で、まだ半分以上ある。明日のうちに決着をつけるつもり。
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投稿者 corvo : 2006年5月19日 23:52