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2006年5月12日

Euoplocephalus skeleton & living body 04

今回も予告通り、エウオプロケファルスの生体復元図を完成。ノルマ達成。といっても、まだまだ終わりません。
先日のコメントで、骨格図の上に重ねて描いているのか?という質問があったので、もう一度プロセスを紹介しよう。
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骨格図をトレースし、トレーシングペーパーの裏に鉛筆を塗り付ける。この状態のものを、BBケントのイラストボードの上にのせて、トレースしたラインを転写していく。
blog06051205.jpg
肋骨などを一本ずつ写す必要はないが、各部のプロポーションは正確に転写する。さほど強く線が残らなくても良い。
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軟組織の部分を鉛筆で描き加えていく。軽いタッチでOK。あまり強く描くと、絵の具をのせたときに影響が出てしまう。
blog06051207.jpg
昨日のコリトサウルス同様、カラーインクのセピアで陰影をつけていく。
そして、まるでNHK「今日の料理」のように、プロセスをとばしてしまう。「こちらに煮込んでおいた鍋があります」なんて具合に一気に完成の画像へ。ただ忙しく制作していて、途中の段階を写真に撮っていなかっただけです。
blog06051201.jpg
鎧竜は面倒くさい。装甲が多いし、面積もある。先日のサイン会でサイカニアなんてリクエストはいった時は、くらくらしてしまう。好きな生物だから良いのだけどね。
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頭部のディテール。鎧竜の魅力は、ごつごつした頭部にある。デコラティブで好きだ。でも、サイカニアのほうが好み。
blog06051203.jpg
背中の装甲のディテール。今回は描き込むだけでなく、絵の具のテクスチャーにもけっこう頼っている。もっとうまくコントロールできると、効率よく描けるだろう。
とにかく、なんとか完成。
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投稿者 corvo : 2006年5月12日 02:06