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2006年5月 9日
Corythosaurus skeleton & living body 02
GWも終わり、社会復帰である。と書くとまるで遊んでいたみたいだけど、皆さんご存知の通り、黄金週間中は全く休みなくイベントに関わっていた。今日から久しぶりに、家の仕事場でじっくり制作することができる。といっても、締め切りが容赦なく迫ってくるので、手を動かし続けなくてはいけない。
制作途中であったコリトサウルスの骨格図を進める。
カラーインクのセピアで陰影をつけてあった状態から、GOLDEN FLUID ACRYLICSのイエローオーカとバーントシェンナで、さらに複雑な立体感を表現していく。GOLDEN FLUID ACRYLICSは低粘度のアクリル絵の具で、カラーインクに近い感覚で描写することができ、非常に使いやすい。
ディテールはこんな感じである。この段階までは、昨晩のうちに進めておいた。
これが、今日のお昼過ぎの段階。ホワイトを混ぜたアクリル絵の具で、明るい部分を描いていく。徐々に形が立体的に浮かび上がってくる。
肋骨の膨らみ、骨と骨との間の空間感に注意しながら描き進めていく。
そして、これが完成。なんとか一日で終えることができた。明日は生体復元だ。
上半身部分は、描いていて楽しいのだけど、どんどん疲れがたまってくる尻尾の部分は、繰り返しの描写が多くて余計に疲れる。椎体の数も、一気に倍以上に増えるし形も単純なので、ひたすらルーチンワークをこなす感じである。
残る大物は、エウオプロケファルスとコリトサウルスの生体復元図と、始祖鳥とパキケファロサウルスの骨格図と生体復元図である。これにプラス、細々としたカットが60点あまり。またまた限界に挑戦である。
順位が上がると頑張れる、かな。応援よろしくお願いします。
投稿者 corvo : 2006年5月 9日 23:58