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2006年4月24日
GOLDEN ACRYLICS 05
ようやく、ポスター原画が完成。まだ全体を公開できないので、部分の画像をアップ。今回は新しい絵の具や技法を試していたので、結構苦戦してしまった。時間がないときに限って、いろいろ試してみたくなり遠回りをしてしまう。それでも、多くの収穫があっtので、これからの制作に生かせるだろう。
手前の木の陰にはディロフォサウルスと、襲われて絶命したルーフェンゴサウルス。これらはジュラ紀前期の恐竜たち。開けた大地を悠々と歩く竜脚類は、ジュラ紀中期である。ポスターということで、展示標本を分かりやすく表現するために、フィクションがはいっている。
ディロフォサウルスの頭部のアップ。少しテクスチャーをつけすぎたか。ディテールを描きにくくなってしまった。途中でヤスリをかけるなどの手順を加えたほうが良かったかもしれない。
今回、もっとも苦労したのは、首を高く上げた竜脚類。描きにくい。間違っていると分かっていながら、描かざるをえないストレスは予想以上に大きかった。不自然なものを描こうとすると、脳が拒絶反応を起こすのである。常に「間違っているぞ」という警笛が鳴り響き、それを無理矢理押さえ込みながら作業することになってしまう。必要以上のエネルギーがいるため、疲労の度合いも大きくなる。間違った(と思える)復元では、もう二度と描きたくない。
今日は筆を大量に購入。ナムラのイタチ製面相筆、小と特小を20本ずつ。買うときはまとめ買い。どうしても消耗品なので、まとまった数が手元にないと不安になる。ちょっと気持ちいい。
昨日のサンマリノGPはいいレースだった。最速だったのはルノーのアロンソ。しかし、もっとも強く、勝ったのはフェラーリのシューマッハであった。ひとつ不可解なのは、アロンソの二回目のピットインのタイミング。シューマッハに対して1秒以上のペースで周回を重ね、さらに燃料も多く積んでいたはず。後、数周我慢してシューマッハの後にピットインすれば、十分に逆転可能だっただろう。「たられば」は禁句だが、ブリアトーレの判断ミスか!?しかし、20周以上にわたる超接近戦は見応えがあった。やはりイモラは抜けない。
もっと不可解だったのは、ホンダのバトンとバリチェロの成績。予選で2位3位を獲得しながらバトンが7位、バリチェロはノーポイントの10位でしかなかった。バトンは燃料給油のリグをつけたまま走り出し、かなりの時間をロス。原因はドライバーでなく、ピットクルーにあったのだけど、チームとしてのまとまりに疑問がある。相変わらず、チーム戦略を生かすピット作業が出来ず、ばたばたと時間だけがすぎていくという印象だ。これでは優勝はまだまだ先だろう。
とにもかくにも、最高にエキサイティングなレースであったことは間違いない。こういったレースこそ、現場で見たいものである。
このblogの常連さんである「ニヤゾフさん」のコメントに、実はとても感動した。
「余談ですけど、さっきログを読みふけっていたときの事。
去年の7月から僕コメントを書かせてもらっていますが、初期のイタくて幼い書き込みから、一年ぐらいコメントし続けて、ようやくマシな書き込みができるようになっていた事に気付いたんです。
やはりいつもいつも短い書き込みにもレスをしてくれた小田さんのおかげです。」
とのこと。必ず、全てのコメントにレスをつけることを、自分の中で決めていたのだけど、ここまで言ってくれることに素直に嬉しかったのである。彼は、以前のコメントで小学生であることを明かしているのだけど、いつもそのコメントの誠実さに感心する。これからも読みにきてください。
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投稿者 corvo : 2006年4月24日 23:54