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2006年3月20日

blog「絵本の仕事・実情と問題点」

僕の場合、専業の絵本作家というわけではないのだけど、出版と関わって仕事をしてきている。かねてから、絵本や挿絵の印税やギャラが低いと感じており、次のような問題提起をmixiで参加しているコミュニティにしてみた。
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「絵本の印税は安すぎないか?」
絵本の印税は、どうしてこんない安いのでしょうか。
小説であれば10%。
絵本の場合は、文章と絵の両方を描いても、8%、ときには7%。
絵と文章の印税の配分は1:1。
これが小説に挿絵などを描いた場合は、印税で受け取ると1%ぐらいとなります。
絵本を印刷するためにコストがかかったり、原価自体が大きいのかもしれませんが、絵を描く側の立場が考えられているとは思えません。
僕の仕事の中で経営的に判断するなら、絵本を一冊出版することは道楽ぐらいに考えないと、やっていられないのが現状であると思います。
原稿料プラス印税を手にするか、印税をもっとあげていくか、そういったことを考えていかないと、あまりに寂しい現状であると思うのですが、いかがでしょうか。
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今、とても活発に意見交換がされているのだけど、SNSという閉じた世界でのことでもあり、公開した状態で意見交換、情報交換ができるようにと、友人で絵本作家の田中清代さんがblog「絵本の仕事・実情と問題点」を作成してくれた。誰でも読めるし、コメントの書き込み、投稿も可能です。興味のある方は、是非、ご覧になってみてください。
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投稿者 corvo : 2006年3月20日 00:10