2005年11月14日
荒俣宏講演会
13日、金沢からとんぼ返りした次の日、今度は群馬県立自然史博物館へ荒俣宏氏の講演会を聞きに行く。
先月、このblogでも紹介した「ニッポン・ヴンダーカマー 荒俣宏の驚異宝物館」に関連したイベントである。
ちょっと言い訳なのだけど、連日の疲れからほぼ半分は落ちていました。興味深い話も、面白い画像も多かったのだけど荒俣さんのたんたんとしゃべる語り口に、睡魔が呼び寄せられて・・・・(全ては僕が悪いのです)。残念。
講演会後、御著書にサインをいただき握手していただく。テレビなどで見る、そのままの印象。飾らず、マイペース。講演会も予定の90分を大きくオーバーして、2時間以上休憩なくしゃべり続けるというタフさ。
この日は博物館のある公園内で、他のイベント(地元の経済界関連のようなものであった。「産業祭」だったかな?)も催されており駐車場の誘導などに問題が多かった。このイベントに伴った講演会も、荒俣さんの講演会と別に催されていたようで、博物館から離れた駐車場に誘導されてしまった。
あとで案内の人に確認をすると、荒俣さんの講演会の存在を知らないというのである。同日に同じ施設内で行われるイベントを把握していないとは!しかも、博物館内のホールを利用しているのにである。
荒俣さんの講演会は盛況で、満席であったのだけど、ちょっと水を差された気分になってしまった。
産業にたいして、博物館、美術館の存在が軽視されているように感じたと思うのは、考えすぎだろうか。
投稿者 corvo : 2005年11月14日 13:58