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2005年11月 6日

シュヴァンクマイエル展

昨日、葉山にある神奈川県立近代美術館葉山へ「シュヴァンクマイエル展」を見に行ってきた。
11月だというのに暑い。まさか車のクーラーのスイッチを入れることになるとは思わなかった。
シュヴァンクマイエルはチェコの映像作家で、シュールレアリズムを映像で具現化したような作品を作り続けている。
今回の展示の中心は映像作品で使われたオブジェと、創作ノートとも言える精緻なコラージュ、そして彼の妻で画家であるエヴァ・シュヴァンクマイエルの絵画である。
葉山の美術館はコンパクトではあるけど、美しい空間で構成されている。シュヴァンクマイエルの展示には上品すぎたかもしれない。
驚いたのはオブジェの大きさ。大きい。本物の骨格や剥製を使って繋ぎ合わせているので、自然と大きくなってしまうのだろう。映像の撮影にもちょうど良い大きさなのだろう。以前、見たアードマンスタジオ(「ウォレスとグルミット」などが代表作。)の展覧会でも、オブジェの大きさに驚いたことを思いだした。また、コラージュが丁寧で美しい。
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美術館外観。
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敷地内から海を臨むことができる。潮の香りが懐かしい。
残念ながら、この展覧会は今日までである。

投稿者 corvo : 2005年11月 6日 10:50