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2005年10月20日

SVP1日目

19日成田を出発、サンフランシスコへ向かい、トランジットの後フェニックスへと降り立つ。
今、出発してから何時間たっているのか思い出すことも困難なのだけど、とても楽しい一日であった。
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成田のゲートから見た、これから乗り込むユナイテッドのジャンボジェット。
もちろんエコノミーなのだけど、これが思っていた以上に狭く、8時間あまりの旅はけっこう苦痛であった。しかも窓際の席しかとれなかったため、トイレに立つのにもかなり大変であった。
それでも隣の席の上品な韓国人夫婦に、色々と気遣っていただき快適に空の旅を楽しむ事ができた。
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こちらの写真は、上空からフェニックスの町を望むところ。人工的に整備された砂漠の中の町という印象である。
低い建物が多く、空が広い。天気は快晴でかなり暑いが、湿気がないため不快感はほとんどない。
空港には13時30分頃到着。荷物を受け取るのに、かなりの時間がかかる。
その後タクシーで予約してあったホテルまで移動。
少しの休息のあとにSVPの会場まで行き、いくつかの発表を聞く。英語はほとんど分からないのだけど、リズミカルで美しいスライドショーのある発表だと、画像からおおよそのことを読み取ることができて、なんとなく分かった気になってくるのが不思議である。
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今日は初日であったため、オープニングレセプションが開催された。
会場は近くにある博物館 The Mesa Southwest Museum で行われた。博物館の入り口で、原寸大のブロンズのディロフォサウルスが出迎えてくれる。確か、マイケル・ターシック制作の彫刻だったと思う。
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パーティーが始まると、皆各自好きな場所で食べ始める。博物館のどこで食べても良いのだ。レプリカのトリケラトプスとはいえ、展示台の上に皿を載せて歓談。なんとも自由な雰囲気である。
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この博物館はそれほど大規模なものではないのだけど、随所に工夫が盛り込まれていて楽しい空間になっている。
建物の中央に大きな吹き抜けがあり、ジオラマの中を滝が流れている。時々、その水流の勢いがかわり臨場感を盛り上げてくれる。
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屋上も素敵な空間である。気候も気持ちよく、ビールを飲みながら雰囲気を楽しむ。ここでもう少し英語力があれば。と感じることが多々あるのだけど、本当に楽しい。
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これは番外編。人文系の展示にも力をいれており、この土地に実際あった監獄が展示されている。
実際に入ってそのどうにも鬱屈した空気を味わうことが出来るのだけど、本当に陰鬱な気持ちにさせられる。
牢に入って、鉄格子越しに撮影してもらったところ。こんな経験は絶対にしたくないと思う。
会場を出たのが午後11時。その後、誘われてホテルに帰ったのが深夜。
まだまだSVPは始まったばかり。毎日、その様子を報告していきます。

投稿者 corvo : 2005年10月20日 19:56