2005年8月24日
白峰4日目
今日は朝から久しぶりに朝から晴。日差しがきつい。
太陽の光があると化石も見つけやすくなる。(しかし今日は不発)
化石探しの達人たち。集中力と経験と知識の賜。
午後から休暇をもらって、ふもとにある福井県立恐竜博物館へ行く。
企画展「大空に羽ばたいた恐竜たち」を見学。
非常に良い標本が展示されている。日本で初めて公開される始祖鳥の標本も見ることができた。
いまだにMicroraptor guiの後肢にあったとされる翼の解釈には疑問がある。
とても空力パーツとして役に立ったとは思えない。
また、かれらの股関節が「股割り」のように開いたとも思えない。
企画展は残念ながら写真撮影ができないので、常設展の展示風景。
ただし、ストロボと三脚の使用はできない。
博物館で撮影を禁止することについては、まったく理解できない。
美術品などの場合、ストロボは絵を傷めるし三脚は入場者のじゃまになることは理解できる。
しかし、欧米では申請をすればイーゼルをセットして、油絵の模写を展示空間で行うことも可能である。
化石標本のように著作権もなく、ストロボにたいしてもそれほど影響がないと思われるのに、撮影禁止であることはおかしいと思う。
現に国立科学博物館は撮影を自由にすることができる。7月まで開催していた恐竜展も同様であった。
図録だけでは見ることができない角度、細部は是非とも撮影していきたいと思うものである。
今日のおまけ。化石探しに疲れて、恐竜と戯れる学生。この後どうなったかは定かではない。
投稿者 corvo : 2005年8月24日 21:00