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2005年7月12日
apato process 17
アパトサウルスの制作も今日は酸欠から解放される。
いきなりディテールから描き始める。今回は腹部から。ウロコを描くのは毎回大変。
最初から仕上げにちかい密度で描いていく。(ただしケースバイケースで)一気に密度を上げていくことで、後の仕事で手を抜けないようにプレッシャーをかけていく。こういった単調なタッチの繰り返しは、呼吸とリズムが大事。しかし、単調になりすぎても不自然になるので、ときどき呼吸とリズムに変化をつけていく。立体の移り変わりをなぞるように、自分の体が恐竜の周りを浮遊して観察しているような気持ちで筆を動かす。
爬虫類の写真集も参考資料になる。
腹部と腰回りが大体出来てきたところ。今日の写真もパースがついている。
さらにディテール。面相筆と比較すると、大体のタッチの大きさが分かる。
今日36歳になる。今年は年男。
投稿者 corvo : 2005年7月12日 23:25